水曜日, 9月 06, 2006

生と死

平成18年9月6日新親王が生まれました。
良かったね、帝王切開経験者としては、これから、3日位は頭痛で悩まされた事を思い出します。

ところで、最近この歳になってやっと読書の楽しみがわかってきました。
と,言っても日本文学や西洋文学などといかにも堅苦しそうな本ではなく
少年少女が読んでいそうな本ばかりなのですが、もともと活字が苦手で読んでいると眠くなるし漢字は息子に教えてもらいながらなんてことも多かったのです(恥ずかしながら)
本が読みたいなと思ったきっかけは、太宰治の「人間失格」でした、人間失格ってどんな人間が失格に値するんだろうと私はまだ大丈夫なのかしら?なんて思った事でした。
本が薄い事も読むきっかけになりました、読み進むうちになんとなく暗い気分になり嫌だ嫌だと思いつつも最後まで読みました。正直ぜんぜん楽しくありませんでしたが人間失格の意味はなんとなく分かった気がしました、太宰は正直な人であるなと思いました。

なんとなくもっと楽しい読み物がほしいと書評をみて読み始めました。
島田洋七の「がばいばぁちゃん」シリーズは本当に笑えました、こんなに笑ったのは本当に久しぶりの事でした。
それからというもの、手当たりしだいという感じで何冊か雰囲気の同じもの、まるで違ったものを織り交ぜてよんでいます、今朝読み終わった「夏の庭」は良かったです、映画にもなったそうですがぜんぜん知りませんでした、「死」というものを考えさせられた気がしました。
生きる意味なんを最近考えてない事にきずかされました、死に対してはやたら考えるのに歳をとったせいでしょうか?

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