土曜日, 11月 11, 2006

親と子

雨、

久しぶりの雨、今日は晴耕雨読

昨日からの続きの本に眼を落とす。

映画化になるらしいちょっと不思議な本でした。

階下で家人の呼ぶ声

良い番組をやっているから見に来ないかというものでした。

題名は「泣きながら生きて」

私が前にテレビのノンフィクション番組を録画していたものだった。

早速、家族で見る事になりました。

15年間の記録を8年、5年、2年前に撮影された記録番組で心に響く物がありました。

中国出身の家族の話で父親は日本で大学を出るため借金をして日本に渡ります。

しかし働きながら学校を出るつもりが学校は北海道の阿寒町、就職どころか日々生活するのがやっと
北海道を脱出し東京で昼夜働き勉強をする事を試みる、しかし現実は厳しく自分が大学を出る事を断念
中国にのこした娘のために前にも増して過酷とも思われる労働を強いられる。

稼いだお金は全ては娘の教育のため中国に送金しているのです。
そのお父さんが言っていた「親は走れるだけ走って子供にバトンを渡すのです、子供にバトンを渡すまでどんなことをしても頑張るのです。」
親子は8年会えずに夫婦は13年会えずに頑張ります。

娘は両親が自分のためにどんなにつらい思いをして教育をさせてくれているかを理解し15年後アメリカで医師になります。

15年後父は中国へ帰りました。

15年の間、離ればなれになった家族を支えた物は希望、未来への希望だったのでしょう。

見終えて心が温かくなった番組でした。

この番組の親子のように離ればなれではないけれど本当に繋がっているのだろうか?

私は繋がっていると思っていますが、、、どうなんだろう。

ちゃんとバトンを渡せるまで走って行こうと今日あらたに決意しました。

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