金曜日, 11月 24, 2006

遥かなチキン

少し早いですがクリスマスというとある大学のチキンを思い出すのです、まだあるのでしょうか?

かれこれ20年以上も前の事なので今あるか定かではない、N大学の農獣医学部のこの時期だけの一品です。

チキンを丸ごとスモークした塩味が丁度よい塩梅なのですよ、本当にお美味しい一品なのです。

美味しくて一人で一羽食べられるくらいなのです。

今もあるのなら是非是非味わったみたいものです。

美味ついでに、新潟市の海岸沿いにあるらしい大○というお店の鳥もも肉が絶品なのです。

この鳥もも肉のカレー味は40年は前だったと思うほど昔なのですが、父の味でした。

子供だった頃、出張の多かった父が新潟に出かけるとよくこのカレー味の鳥のもも肉を買ってきてくれました、でも父が帰ってくるのは深夜で、もうすっかり熟睡モードの私たち兄弟を起こし食べさせてくれるのですが(父の信条は美味しいものは美味しい時に)・・・久しぶりに父が帰ってきた喜びと眠いのと食べなきゃと、泣きそうになりながら食べていた事を思い出します。

こんなにチキンの事を書くと私は本当にチキンが好きで好きで仕方がないように思われますが、決してそんな事はありませんがあの時のチキンは本当においしかったのですよ、本当。

父を思うとき珍しい食べ物や美味しい物とつながります、そしてこの真夜中の食事会を思い出すのでした。

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